かいきせい【回帰性】
動物がもといた生息場所にもどる性質。帰巣性 (きそうせい) 。
かいきせん【回帰線】
地球上の北緯23度26分と南緯23度26分の緯線。それぞれ北回帰線・南回帰線という。太陽は、夏至のときに北回帰線の真上に、冬至のときに南回帰線の真上にくる。両回帰線の間の地域が熱帯にあたる。
かいきテスト【回帰テスト】
⇒リグレッションテスト
かいきねつ【回帰熱】
世界各地、特に熱帯地方に存在する悪性の感染症。病原体はスピロヘータの一種で、シラミやダニが媒介する。高熱・頭痛・嘔吐 (おうと) ・黄疸 (おうだん) ・下痢・四肢痛などの症状が数日続き、1週間前後の周期で繰り返す。感染症予防法の4類感染症の一。再帰熱。
かいきねん【回帰年】
⇒太陽年
かいききどう【回帰軌道】
人工衛星がとる軌道の一。1日に地球を数回周り、毎日同一地域の上空を通過する。地球の自転周期の整数分の1の周期で公転し、衛星は1日に公転周期の逆数回だけ周回して元の位置に戻ってくる。極軌道またはそれに近い軌道をとり、偵察衛星、気象衛星、地球観測衛星などの軌道として利用することが多い。
かいきぶんせき【回帰分析】
ある変数が他の変数とどのような相関関係にあるのかを推定する統計学的手法の一。原因となる変数x(説明変数)と、結果となる変数y(目的変数または被説明変数)の間に、回帰式y=ax+bと表される関係があるとすると、x、yの観測値から最小二乗法を用いてa、bが求められる。この回帰式をもとに将来予測や要因分析を行う。
かいきしき【回帰式】
回帰分析において、x、yの観測値の組を点に記した座標平面上で、それらの点の分布を近似的に表す直線の方程式。一次式y=ax+bで表され、最小二乗法を用いて、a、bが求められる。回帰方程式。
かいきちょくせん【回帰直線】
回帰分析において、回帰式で表される直線。
かいきほうていしき【回帰方程式】
⇒回帰式