こくみんかよう【国民歌謡】
ラジオによる健全な歌の普及運動で、大阪中央放送局の奥屋熊郎の提案により、昭和11年(1936)から同16年まで全国に放送された歌。「椰子 (やし) の実」「春の唄 (うた) 」など。
こくみんかんかく【国民感覚】
一般の国民としての感じ方。政治家について、政治の専門家としての考え方ではなく、国民の一人としての考え方をいう。また、政治家の感覚に対して、庶民的な生活・金銭感覚のこともいう。「—のない大臣」「総理の発言に—とのずれを感じる」
こくみんかんじょう【国民感情】
1 国家や政治家などに対して、一般庶民がいだく気持ち。「—を無視した政策」 2 元首などが発表する公式声明とは別に、その国の人民が他国に対していだく気持ち。「隣国への—が好転する」
こくみんぎかい【国民議会】
フランス革命初期の1789年6月、三部会から第三身分議員が分離して組織した議会。7月には憲法制定国民議会と改称。
こくみんきゅうかむら【国民休暇村】
⇒休暇村
こくみんきょういく【国民教育】
1 国家が、その維持・発展のために、国民に対して必要な資質・能力の育成を目ざして行う教育。近代国家の成立に伴って生まれた概念。 2 国民としての立場から、その自覚を高めるための教育。
こくみんきょうかい【国民協会】
明治25年(1892)西郷従道 (さいごうつぐみち) を会頭に結成された政党。藩閥政治擁護を任とした。同32年解散し、帝国党として再出発。
こくみんきょうぎかい【国民協議会】
⇒国民公会
こくみんきんゆうこうこ【国民金融公庫】
銀行その他の金融機関から融資を受けにくい小企業や個人に対し、必要な小口の事業資金などを融通する業務を行う政府金融機関。庶民金庫および恩給金庫の業務を継承して昭和24年(1949)に設立。平成11年(1999)環境衛生金融公庫と統合し、国民生活金融公庫に改組された。
こくみんぐん【国民軍】
1 国民兵によって編制された軍隊。 2 1789年フランス革命勃発とともに、貴族の武力反動から革命を守るために各地で組織された市民による自衛軍。