出典:gooニュース
国連総会でのロシア軍撤退決議に米が初めて反対、採択されるも「賛成」は50か国近く減少
【ニューヨーク=金子靖志】国連総会は24日、ロシアのウクライナ侵略開始から3年の節目に緊急特別会合を開き、露軍撤退などを求める決議案を賛成多数で採択した。対露強硬路線から転換した米国は同様の決議で初めて反対に回った。米国はロシアへの非難に言及しない決議案を国連安全保障理事会に提出し、採択されたが、欧州との亀裂があらわとなった。
国連総会 ロシア軍の決議案を採択も 米は反対
【映像】国連総会の様子 国連総会は24日、ウクライナとヨーロッパ諸国が主導したロシア軍の即時撤退や、ウクライナの領土保全などを求めた決議案を日本を含む93カ国の賛成多数で採択しました。一方、アメリカやロシアなど18カ国が反対票を投じたほか、中国など65カ国が棄権しました。
国連総会、「ウクライナの領土保全」求める決議採択 米国、ロシアは反対
【ニューヨーク=本間英士】国連総会は24日、ロシアによるウクライナ全面侵攻から3年となったことを受けて緊急特別会合を開催し、欧州連合(EU)加盟国とウクライナが主導した「戦闘の停止」と「ウクライナ領土の保全」を求める決議を採択した。一方、対露融和に傾く米国は独自の決議案を提出して欧州案への反対を呼びかけるなど、米国と欧州の分裂が鮮明となった。
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