地獄は壁一重
人間は一歩踏み誤ると罪悪を犯すようになるというたとえ。
地獄も住み処
地獄のようなひどい所でも、慣れれば住み心地がよくなるということ。住めば都。
じごくあみ【地獄網】
1 斜めに張った網を袋網の前方に敷き、魚を乗り上げさせて袋網に集めて捕る仕掛けまたは漁法。 2 壺網 (つぼあみ) や筌 (うえ) のような漁具。
じごくえ【地獄絵】
「地獄変相 (へんそう) 」に同じ。
じごくおとし【地獄落(と)し】
ネズミ取りの一。ネズミがえさに触れると、重い板が落ちて打ち殺す仕掛けのもの。
じごくかい【地獄界】
「地獄道」に同じ。
じごくぞうし【地獄草紙】
地獄の種々相を描いた大和絵に詞書 (ことばがき) を添えた絵巻。六道絵の一種で、平安後期から鎌倉初期に作られた。東京および奈良の国立博物館蔵の2種が有名。
じごくどう【地獄道】
六道の一。地獄。
じごくはざま【地獄狭間】
城壁の塀と石垣との接する所に掘り抜いた、弓矢・鉄砲を打ち出すための四角の穴。
じごくへん【地獄変】
「地獄変相」の略。 [補説]書名別項。→地獄変