きじゅんかい【基準階】
高層建築などで、各階ともにほぼ同じ平面構成のとき、それらの代表とする階。
きじゅんかがく【基準価額】
投資信託の一口当たりの純資産価値のこと。信託財産の純資産総額を受益権口数で除した額で表す。組み入れている株式・公社債などの値動きによって変化し、投資信託の買付代金や解約による受取代金を算出する際の基礎となる。
きじゅんかわせそうば【基準為替相場】
諸外国通貨との為替相場決定の基準となる特定の外国通貨との相場。日本では対米ドル相場。→裁定 (さいてい) 為替相場
きじゅんせん【基準線】
建築・工作などの図面を描くとき、寸法・位置などの基準とする線。
きじゅんちか【基準地価】
国土利用計画法に基づき、各都道府県が毎年7月1日現在の基準地の地価を調査し、国土交通省がまとめて9月中旬に発表する地価。住宅地、商業地、工業地など用途地域別に1平方メートル当たりの価格で示される。基準地標準価格。基準地価格。→公示地価 →路線価 →地価LOOKレポート
きじゅんでんきょく【基準電極】
ある電極の電極電位を測定するために用いられる電極。電極電位の絶対値の測定は原理的に不可能なため、基準となる電極と組み合わせて電池をつくり、その起電力から電極電位を求める。電位が安定で再現性が高い水素電極やカロメル電極が使われる。参照電極。照合電極。基準半電池。
きじゅんないちんぎん【基準内賃金】
所定労働時間における労働に対して支払われる賃金。基本給・能力給・家族手当など。
きじゅんはんでんち【基準半電池】
⇒基準電極
きじゅんめん【基準面】
地形図を作る場合の高さの基準とする面。陸上には東京湾の平均海面、海図では最低低潮面を用いている。
きじゅんわりびきりつおよびきじゅんかしつけりりつ【基準割引率及び基準貸付利率】
日本銀行が金融機関に資金を直接貸し出す際の基準金利。基準となるべき割引率(基準割引率)及び基準となるべき貸付利率(基準貸付利率)として日本銀行法によって規定される。 [補説]預金金利等が公定歩合と連動していた規制金利時代には、公定歩合が金融政策の代表的な政策金利として機能していたが、平成6年(1994)の金利自由化完了とともに連動性がなくなった。それに代わり無担保コールレート翌日物が日銀の政策金利として導入され、公定歩合は金融市場調節の誘導目標としてその上限の役割を示すことになった。公定歩合は政策金利としての意味合いをもたないという点から、平成18年(2006)8月、基準割引率及び基準貸付利率という名称に変更された。