たすうけつ【多数決】
会議などで、賛成者の多い意見によって物事を決めること。また、その方式。
たすうだいひょうせい【多数代表制】
1 多数の票を得た者を当選者とする選挙方法。絶対多数代表制と比較多数代表制とがある。 2 ある選挙区の有権者の多数派に議席を独占させる選挙制度。小選挙区単記投票制・大選挙区完全連記投票制など。⇔少数代表制。
たすうは【多数派】
属する人数が多いほうの派。⇔少数派。
たすういけん【多数意見】
1 合議体の評決もしくは表決で多数を占めた意見。 2 最高裁判所における裁判で裁判官の過半数を占める意見となり、判決とされた意見のこと。日本の裁判所では、最高裁においてのみ各裁判官の意見が表示され、下級裁判所では裁判官の個別意見は示されない。法廷意見。 [補説]最高裁の判決文には、多数意見とは別に、各裁判官の個別意見を表示することができる。個別意見には、多数意見に賛成するが意見を補足する「補足意見」、多数意見の結論には賛成するが理由づけが異なる「意見」、多数意見と結論を異にする「反対意見」がある。
たすうとう【多数党】
議会で、多数の議席を占めている政党。