夜番(よばん)
の例文・使い方・用例・文例(12)
-
・・・と云って開けて遣りそうだと云うので、結局夜光りの朝寝坊の私が夜番をする事になった。「ああいいともいいとも私が居りゃ泥棒だって敬遠して仕舞うさ。などと云いながら、少し夜が更けると、皆の暑がるのもかまわず、すっかり戸を閉・・・
宮本百合子
「盗難」
-
・・・窓の外に夜番の武人が持つ「たいまつ」の細長いほのおが二つ前後してかなりゆるゆるよぎって行くのが見える。思いに沈んだ様に王は話す。老人は王の体を静かに見上げ見下しして居る。王 わしはそなたが、わし位の年頃であった時の世の・・・
宮本百合子
「胚胎(二幕四場)」
goo辞書とは
goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。