やまとな【大和名】
日本風の名称。日本名。和名 (わみょう) 。→唐名 (からな) 「—に言ひにくきものをこそ添へては詠 (よ) め」〈規子内親王歌合〉
やまとなでしこ【大和撫子】
1 ナデシコの別名。 2 日本女性の清楚な美しさをほめていう語。
やまとに【大和煮】
牛肉などを、醤油に砂糖・ショウガなどを加えて甘辛く煮たもの。
やまとにしき【大和錦/倭錦】
日本で織った錦。日本風の文様のある錦。中国伝来の唐錦 (からにしき) に対していう。
やまとのあやうじ【東漢氏】
古代の渡来系氏族。阿知使主 (あちのおみ) の子孫と伝えられ、大和飛鳥地方に住し、文筆・外交・財務をもって大和政権に仕えた。
やまとひょうぐ【大和表具】
日本で発達した最も一般的な表具の形式。一文字・風帯・中縁 (ちゅうべり) ・上下から構成され、風帯は一文字と共裂 (ともぎれ) にするか中縁と共裂にするかによって、一文字風帯・中風帯とよびわける。大和表装。
やまとひょうそう【大和表装】
⇒大和表具
やまとぶえ【大和笛】
神楽笛 (かぐらぶえ) の異称。
やまとぶき【大和葺き】
板葺きの一。板を1枚おきに上下に張り、その端を少し重ねて葺くもの。
やまとぶみ【大和文】
日本語で書かれた文。和文。 「日本書紀」の異称。〈運歩色葉〉