てんのうせい【天王星】
《(ラテン)Uranus》太陽系の7番目の惑星。太陽からの平均距離28億7500万キロ。公転周期84.022年、自転周期0.718日、赤道半径2万5559キロ、質量は地球の14.54倍。自転軸が軌道面に対し97.9度傾き、横倒しで自転。多数の環、28個の衛星をもつ。1781年、英国のF=W=ハーシェルが発見。ウラノス。 [補説](命名された衛星)エアリエル、ウンブリエル、ティタニア、オベロン、ミランダ、コーディリア、オフェーリア、ビアンカ、クレシダ、デスデモーナ、ジュリエット、ポーシア、ロザリンド、ベリンダ、パック、キャリバン、シコラックス、プロスペロー、セテボス、ステファノ、トリンキュロ、フランシスコ、マーガレット、フェルディナンド、ペルディータ、マブ、キューピッド
てんのうせいがたわくせい【天王星型惑星】
太陽系の8惑星のうち、天王星・海王星の2星。コアの外側に水やメタンの氷がマントルを形成する天体。惑星探査による組成分析が進む前は、木星型惑星に分類されていた。巨大氷惑星。アイスジャイアント。→地球型惑星 →木星型惑星
てんのうだち【天王立ち】
歌舞伎下座音楽の一。能管・太鼓・大鼓・小鼓による囃子 (はやし) で、時代物の御殿の場の幕開きや公家・貴人の出に用いる。
てんのうにょらい【天王如来】
提婆達多 (だいばだった) が未来に悟りを開いて仏となる時の名。
てんのうまつり【天王祭】
悪疫よけの神とされる牛頭 (ごず) 天王の夏の祭り。陰暦6月15日を中心に行われる。牛頭天王は京都八坂神社の祭神ともなっているので、祇園会・祇園祭りとよぶところも多い。