寝付く(ねつく)
の例文・使い方・用例・文例(1)
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・・・ 父親が中風で寝付くとき忘れずに、銀行の通帳と実印を蒲団の下に隠したので、柳吉も手のつけようがなかった。所詮、自由になる金は知れたもので、得意先の理髪店を駆け廻っての集金だけで細かくやりくりしていたから、みるみる不義理が嵩んで、蒼くなっ・・・
織田作之助
「夫婦善哉」
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