女性が婚姻を解消した日以降、別の婚姻関係に入ることができないとされる期間。民法で100日と規定。再婚禁止期間。再婚期限。
[補説]再婚後に生まれる子の父が前婚の夫か
再婚した夫かという
混乱を避けるためのもの。
民法では、
離婚から300日以内に生まれた子は
前夫の子、
再婚から200日経過した後に生まれた子は
再婚した夫の子とされる(
嫡出推定)ため、離婚後100日以内に
再婚すると、どちらの子とも
推定できる
期間が生じてしまう。
従来は6か月と
規定されていたが、
平成27年(2015)12月に最高裁判所が違憲判断を示し、
平成28年(2016)6月に改められた。なお、離婚時に
妊娠していないことを
証明できれば、離婚後100日以内でも
再婚が認められる。