みかどあげは【帝揚羽】
アゲハチョウ科のチョウ。翅 (はね) の開張7センチくらい。翅は黒色地に淡い青色ないし黄色の縦帯があり、その外方や内方にも斑点列がある。日本南部に分布し、高知市のものは特別天然記念物。幼虫はオガタマノキの葉を食べる。
みかどおがみ【御門拝み/朝拝み】
「朝賀 (ちょうが) 」に同じ。「五年の春正月 (むつき) の壬午 (みづのえうま) の朔 (ついたちのひ) に—す」〈孝徳紀〉
みかどきじ【帝雉】
キジ科の鳥。雄は尾が長く、全長約90センチで、全体に青紫色。雌は褐色。台湾の森林にのみ分布し、20世紀に入って発見された。
みかどのつかさ【闈司】
「いし(闈司)」に同じ。
みかどまいり【御門参り/朝参り】
朝廷に参ること。参内。参朝。「群卿 (まへつきみたち) 及び百寮 (つかさ) 、—することすでにおこたれり」〈舒明紀〉
みかどまつり【御門祭】
上代、皇居の門に入ってくる邪神を払うために、毎年6月・12月に行われた祭事。
みかどもり【御門守】
皇居の御門を守ること。また、その兵士。みかきもり。「—、寒げなるけはひ」〈源・朝顔〉