性分(しょうぶん)
の例文・使い方・用例・文例(22)
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・・・化学なんという奴は丁度己の性分に合っているよ。酸素や水素は液体にはならねえという。ならねえという間はその積りで遣っている。液体になっても別に驚きゃあしねえ。なるならなるで遣っている。元子は切ったり毀したりは出来ねえ。Atom は atemn・・・
森鴎外
「里芋の芽と不動の目」
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・・・君は又そんな事に拘泥せぬ性分であったのである。これは横著なのでも、しらばっくれたのでもないと、私は思っていた。年久しく交際した君が、物質的に私を煩わしたのは只これだけである。 程なくF君は帰って来て、鳥町に下宿した。そしてこれまでのよう・・・
森鴎外
「二人の友」
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