出典:gooニュース
「やっと会えたね」 シベリアに抑留された父の遺骨、長女の元に
第2次世界大戦後、抑留先のシベリアで死亡した旧日本兵の遺骨が、出征で引き離された長女の元に届けられた。戦後80年を迎えての「無言の帰宅」に、女性は他界した母の悲しみや無念を思った。 「やっと会えたね」 茨城県古河市の吉岡秀子さん(84)は21日、自宅を訪れた県職員から父の遺骨を受け取ると、部屋の遺影の前でそう語りかけた。
新たに抑留死亡者11人を特定 出身地9県、厚労省が公表
厚生労働省は7日、戦後に旧ソ連に抑留され、シベリア地域で死亡した計11人の身元を新たに特定し、漢字氏名や出身地を同省ホームページで公表した。出身地は9県。自治体を通じて遺族に関連資料を提供する。 シベリア・モンゴル地域で個人を特定した人数は計4万1096人となった。 新たに身元が特定された11人は次の通り。(漢字の字体は発表に基づく。
もっと調べる