拍子を取る
音楽・歌舞などの調子に合わせて、掛け声をかけたり手を打ったりする。「からだで—・りながら歌う」
ひょうしぎ【拍子木】
方柱形の堅い木で、打ち合わせて鳴らすもの。拍子をとったり、劇場などでの合図や夜回りの警戒などに用いたりする。柝 (き) 。
ひょうしきごう【拍子記号】
楽曲の拍子を示す記号。¾(4分の3拍子)のように書き記し、分母は1拍に数える音符の種類、分子は1小節中の拍数を示す。
ひょうしぬけ【拍子抜け】
[名](スル)張り合いがなくなること。「難問が簡単に解決して—する」
ひょうしばん【拍子盤】
能や長唄の稽古などで、大鼓・小鼓・太鼓の代わりに張扇 (はりおうぎ) で打って拍子をとるために用いる長方形の木製の台。張盤 (はりばん) 。
ひょうしまい【拍子舞】
歌舞伎舞踊で、地の三味線楽曲の一部を、演者が拍子に合わせ、または歌いながら舞うもの。
ひょうしまく【拍子幕】
歌舞伎で、幕切れの拍子木の打ち方の一。初めに一つ大きく打ち、続いて幕を引きながら小刻みに、徐々にテンポをゆるめ、引き終わったところでもう一つはっきりと打つ。
ひょうしもの【拍子物】
その時のはずみで成否が決まる物事。