きょうようしょうせつ【教養小説】
伝記の形式をとりながら、主人公の人間形成の過程を描き、人間的価値を肯定する小説。ドイツに主流があり、ゲーテの「ウィルヘルム=マイスター」、ケラーの「緑のハインリヒ」、フランスではロマン=ロランの「ジャン=クリストフ」などが代表作。ビルドゥングスロマン。
きょうようぶ【教養部】
大学で、主として一般教育を教えるために設けた組織。専門の学部と別建てで、学生は入学後2年または1年半の間所属する。教養学部を兼ねる例もある。
きょうようこうざ【教養講座】
文学・歴史・美術などの知識を身につけるための講座。多く、社会人向けのものをいう。
きょうようごらくようたいきゅうざい【教養娯楽用耐久財】
教養・娯楽・趣味などのために用いる耐久財。テレビ・音響映像機器・パソコン・カメラ・楽器・学習机など。 [補説]総務省が実施・作成する家計調査や消費者物価指数で、十大費目の「教養娯楽」に含まれる中分類項目の一つ。十大費目は、消費支出を使途の類似性によって10の区分に分類したもので、「食料」「住居」「光熱・水道」「家具・家事用品」「被服及び履物」「保健医療」「交通・通信」「教育」「教養娯楽」「その他の消費支出」がある。教養娯楽には他に、「教養娯楽用品」(文房具・運動用具・玩具・音楽映像用メディア・愛玩動物など)、「書籍・他の印刷物」「教養娯楽サービス」(宿泊料・旅行費・月謝類など)などの中分類項目がある。
きょうようじん【教養人】
学問や幅広い知識を身につけている人。