すきやがしら【数寄屋頭】
江戸幕府の職名。若年寄に属し、殿中の茶礼・茶器などをつかさどり、数寄屋坊主を統轄した。数寄屋坊主頭。
すきやげた【数寄屋下駄】
⇒露地 (ろじ) 下駄
すきやたび【数寄屋足袋】
《茶室で用いるところから》木綿・絹などの足袋。
すきやづくり【数寄屋造(り)】
茶室建築の手法を取り入れた住宅様式。長押 (なげし) を省き、面皮柱 (めんかわばしら) や荒壁、下地窓 (したじまど) などを用いる。数寄屋普請 (ぶしん) 。
すきやぶしん【数寄屋普請】
⇒数寄屋造 (すきやづく) り
すきやぼうず【数寄屋坊主】
江戸幕府の職名。数寄屋頭の配下で、将軍をはじめ出仕の幕府諸役人に茶を調進し、茶礼・茶器をつかさどった。御数寄屋 (おすきや) 坊主。