すうりけいかくほう【数理計画法】
ある変数に関して与えられた関数の値を最大・最小にする変数の値を求める数学的方法。在庫管理などに応用。
すうりけいざいがく【数理経済学】
数学的方法を用いて組み立てられた経済理論。
すうりげんごがく【数理言語学】
言語の統計処理や電算機言語学など、数学の原理を応用した言語学の一分野。
すうりてつがく【数理哲学】
数学に関連する事柄を研究する哲学。19世紀末におけるカントルの集合論以後、数学基礎論の展開と関係が深く、著しい発達を遂げた。
すうりろんりがく【数理論理学】
⇒記号論理学
すうりぶつりがく【数理物理学】
物理学における諸問題を数学的解析に重点を置いて研究する学問分野。
すうりきょくせん【数理曲線】
高次の多項式や初等関数、またそれらの組み合わせにより、数理的に表せる曲線。正弦曲線、放物線、螺旋 (らせん) 、対数螺旋 (らせん) など。
すうりモデル【数理モデル】
現実の対象を簡略化し、物理法則にしたがって諸量の関係を数学的に表したもの。とくに時間変化する現象を微分方程式などで記述することを指す。近年はコンピューターの性能の著しい向上にともない、より複雑な現象を数理モデルに基づいてシミュレーションすることが可能になった。数学モデル。
すうりけん【数理研】
「京都大学数理解析研究所」の略称。
すうりとうけいがく【数理統計学】
統計学の数学的側面について研究する応用数学の一分野。観察対象となる母集団の統計的性質を記述する記述統計学と、母集団から抽出した標本から確率論に基づいて母集団の状態を推測する推計学に大別される。