書する(しょする)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・ 隅田川を書するに江戸の文人は多く墨水または墨江の文字を用いている。その拠るところは『伊勢物語』に墨多あるいは墨田の文字を用いているにあるという。また新にという字をつくったのは林家を再興した述斎であって、後に明治年間に至って成島柳北が頻・・・
永井荷風
「向嶋」
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・・・白壁があったら楽書するものときまって居る。道端や公園の花は折り取るものにきまって居る。もし巡査が居なければ公園に花の咲く木は絶えてしまうだろう。殊に死人の墓にまで来て花や盛物を盗む。盗んでも彼らは不徳義とも思やせぬ。むしろ正当のように思って・・・
正岡子規
「墓」
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