ゆうきてき【有機的】
[形動]有機体のように、多くの部分が緊密な連関をもちながら全体を形作っているさま。「—な構造」
ゆうきのうぎょう【有機農業】
有機栽培で行う農業。安全で味のよい農産物の生産をめざす。
ゆうきのうさくぶつ【有機農作物】
⇒有機農産物
ゆうきのうさんぶつ【有機農産物】
農薬や化学肥料を原則として使用せず、堆肥などによって土づくりを行った水田や畑で栽培された農産物。「有機農産物」と表示して販売するためには、国が認めた登録認定機関による有機JAS認定を取得する必要がある。認定を受けた商品は有機JASマークを貼付して販売することができる。有機JAS規格を満たすには、水稲や野菜など一年生作物は植え付けや種まきの前2年以上、果物などの多年生作物については3年以上、禁止されている農薬や化学肥料を使用していない水田や畑で栽培された農作物であることが求められる。有機農作物。有機野菜。オーガニック農産物。→ジャス(JAS)
ゆうきはんどうたい【有機半導体】
半導体に似た電気的特性を示す有機化合物。フタロシアニン、ポリアセチレン、多環式芳香族化合物などがある。有機ELディスプレー、有機薄膜型太陽電池などに応用されている。
ゆうきひりょう【有機肥料】
動植物質の肥料。緑肥・堆肥 (たいひ) ・糞尿 (ふんにょう) ・魚肥など。化学肥料に対していう。有機質肥料。
ゆうきぶつ【有機物】
1 有機体すなわち動植物体を構成している物質。 2 有機化合物のこと。
ゆうきやさい【有機野菜】
⇒有機農産物
ゆうきりんざい【有機燐剤】
燐を含む有機化合物で、農薬・殺虫剤などに用いられるもの。パラチオンなど。人畜に対する毒性が強い。
ゆうきごうせいきんぞく【有機合成金属】
⇒合成有機金属