まくらがえし【枕返し】
1 枕の向きを変えること。特に、人が死んだとき、北枕に変えること。 2 木枕を多く重ねて手でささげ、自由にもてあそぶ曲芸。
まくらかご【枕籠】
昆虫飼育器の一。枕形の金網製の籠で、下半分を水中に浸し、水生の幼虫などの飼育に用いる。
まくらがたな【枕刀】
寝るとき枕もとに置く護身用の刀。枕太刀。
まくらがね【枕金】
1 遊女を身受けするときの手付金。まくらきん。 2 芸者が客に身をまかせるときに受け取る契約金。まくらきん。
まくらカバー【枕カバー】
枕の汚れを防ぐために、上に掛けるもの。枕当て。
まくらがみ【枕上】
「枕元」に同じ。
まくらがみ【枕神】
夢枕に立つ神。夢の中に現れて神託を告げる神。
まくらがみ【枕紙】
1 寝るとき枕もとに置く紙。 2 木枕の上の小枕をおおって汚れを防ぐ紙。
まくらがや【枕蚊帳】
子供の枕もとを覆うのに用いる小さな蚊帳。
まくらぎ【枕木】
鉄道のレールの下に横に敷き並べる部材。レールを固定して軌間を一定に保つとともに、鉄道車両の荷重を道床に分散させる働きをする。古くは木材が用いられたが、現在はPSコンクリート製が多い。