はしらぬき【柱貫】
柱の頭部を横に貫く材。頭貫 (かしらぬき) 。
はしらびき【柱引き】
船の帆柱を起こしたり倒したりするために用いる綱。引き手。先手 (さきて) 。
はしらま【柱間】
柱と柱との間隔。また、その空間。
はしらまつ【柱松】
1 一端を地中に埋めて庭上に立てて用いるたいまつ。はしらたいまつ。たちあかし。たてあかし。 2 盆の火焚き行事の一。柱の上に柴などをとりつけておき、下から小さいたいまつを投げて点火させる。投げたいまつ。
はしらもち【柱餅】
長崎地方で、暮れの餅つきのときに、最後の一臼 (うす) の餅を家の柱に打ちつけておき、正月15日、左義長 (さぎちょう) の火にあぶって食べる風習。
はしらよせ【柱寄せ】
柱に寄せ添えた長い材。柱と格子や妻戸とのすきまをふさいだり、蔀戸 (しとみど) ・遣戸 (やりど) などの戸当たりとしたもの。
はしらわり【柱割(り)】
建物を建てるとき、柱の間隔・配置・寸法などを決めること。