しょくぶつせいひりょう【植物性肥料】
植物を原料とした肥料。土地の改良に役立つ。米ぬか・油かす・緑肥など。植物質肥料。
しょくぶつせんい【植物繊維】
植物から得られる繊維の総称。主成分はセルロース。綿などの種子毛繊維、ミツマタ・コウゾなどの靭皮 (じんぴ) 繊維、マニラ麻などの葉繊維、木材繊維などがある。
しょくぶつそう【植物相】
一定の区域内に分布する植物の種類。フローラ。フロラ。
しょくぶつぞうげ【植物象牙】
ゾウゲヤシなどの種子の胚乳 (はいにゅう) 。白色で堅く象牙に似ており、ボタンや彫刻材料にする。
しょくぶつたい【植物帯】
植物の垂直的な分布帯。植物相や相観によって低地帯・山地帯・亜高山帯・高山帯などに、また森林の代表種によってクリ帯・ブナ帯などに分類。
しょくぶつちりがく【植物地理学】
植物の種類・群落などの分布や、分布の原因、植生の成立過程などを地理的・地史的な環境との関係で研究する学問。
しょくぶつにんげん【植物人間】
脳の損傷などにより植物状態となった患者。
しょくぶつプランクトン【植物プランクトン】
プランクトンとして生活する植物。葉緑素などをもつ藻類で、光合成による独立栄養を営む。水界における第一次生産者として物質循環上重要な役割を果たす。植物性プランクトン。
しょくぶつホルモン【植物ホルモン】
高等植物の体内で合成され、生理的機能を調節する有機化合物。合成場所から体内を移動し、形態形成や生長を促進または抑制する作用をする。オーキシン・ジベレリン・開花ホルモンなど。また人工的に合成して農作物の増産・品質改良などに使用する。
しょくぶつゆ【植物油】
植物の種子や果実からとった油。亜麻仁油・ごま油・つばき油・菜種油・大豆油など。植物性油。