えのもときかく【榎本其角】
⇒宝井其角 (たからいきかく)
えのもとけんいち【榎本健一】
[1904〜1970]喜劇俳優。東京の生まれ。浅草オペラの出身で、エノケンの愛称で人気を博した。一座を主宰して舞台出演するかたわら、映画でも活躍した。
えのもとたけあき【榎本武揚】
[1836〜1908]政治家。通称釜次郎。江戸の人。オランダに留学。帰国後、幕府の海軍奉行となる。戊辰 (ぼしん) 戦争では箱館の五稜郭 (ごりょうかく) にこもり、政府軍と交戦するが降伏。特赦され、北海道開拓使となる。のち、ロシアとの間で樺太 (からふと) ・千島交換条約を締結。文部・外務などの各大臣を歴任。 安部公房による長編小説。を主人公とする評伝風のフィクション。昭和40年(1965)刊行。昭和42年(1967)に戯曲化、芥川比呂志の演出により劇団雲が初演し、第22回文化庁芸術祭賞を受賞した。
えのもときはち【榎本喜八】
[1936〜2012]プロ野球選手。東京の生まれ。昭和30年(1955)毎日(ロッテの前身)に入団。チームの中心打者として活躍し、「安打製造機」と称された。昭和43年(1968)には日本プロ野球史上最年少で2000本安打を達成した。