けんりおち【権利落ち】
所定の期日(割り当て日)が過ぎて、旧株に割り当てられる新株や別会社の株式などの取得権利がなくなること。→権利付き
けんりかぶ【権利株】
会社の成立前または新株発行の効力発生前における株式引受人の地位。または株式の引受けによる権利。
けんりきん【権利金】
借地契約・借家契約の際に、慣行として、賃借人の側から地主・家主に支払われる賃料・敷金以外の金銭。契約が終了しても返還されない。
けんりこうしかかく【権利行使価格】
新株予約権付社債やオプション取引で、事前に取り決められた価格のこと。その価格で保有者の所有する、通貨・債券・株式などを売買できる。行使価格。権利行使価額。
けんりこうしび【権利行使日】
オプション取引などで、付加されている売買の権利が行使される日。
けんりしち【権利質】
債権・株式・地上権・知的財産権など、所有権以外の譲渡可能な財産権を目的とする質権。
けんりしょう【権利証】
登記完了の証明書である登記済証の俗称。不動産の登記が完了したときに、登記所が登記原因証書または申請書副本に登記済みその他の一定の事項を記載し、登記権利者に還付する書面。
けんりしょうてん【権利章典】
《Bill of Rights》1689年12月、英国王ウィリアム3世とメアリー2世が発布した「臣民の権利および自由を宣言し、王位継承を定める法律」の通称。議会の提出した権利宣言を成文化したもので、英国の立憲政治の基礎となった。
けんりせいがん【権利請願】
《Petition of Right》1628年、英国議会が国王チャールズ1世に提出し、承認させた文書。議会の同意のない課税や不法逮捕に反対したもの。マグナカルタ・権利章典と並んで、英国憲政上の三大法典の一つ。
けんりせんげん【権利宣言】
《Declaration of Rights》1689年、名誉革命直後の英国議会が起草し、ウィリアム3世とメアリー2世の両人に共同即位の条件として提出した文書。国民の権利と自由、王権に対する議会の優位などを宣言したもの。→権利章典