きしょうつうほう【気象通報】
気象庁・管区気象台から気象観測の解析結果・予報・警報などを一般の人や特定の機関・団体などに知らせること。ラジオ・無線電信などを通じて行うほか、鉄道・電力などの関係機関には直接通報する。
きしょうはくしょ【気象白書】
気象庁が毎年発表する報告書「気象業務はいま」の通称。気象庁の業務についての紹介と、最近の気象災害や地震・火山活動などの状況についてまとめられている。
きしょうびょう【気象病】
気象の変化に深いかかわりのある病気や症状。寒波期に脳出血、低気圧のときに神経痛・リウマチ、季節の変わり目に気管支喘息 (ぜんそく) の発作が起きやすいことが知られている。気候病。
きしょうようそ【気象要素】
ある場所のある時刻での天気の特性を表す要素。気温・気圧・風向・風速・湿度・雲量・雲形・降水量など。
きしょうよほうし【気象予報士】
国家資格の一。気象庁から提供される気象データを総合的に判断し、気象予報を行う専門職。 [補説]民間の気象会社は、現象の予想を気象予報士に行わせることが義務づけられている。
きしょうレーダー【気象レーダー】
雲の位置・雨域・雨の強さなどを調べる気象観測用のレーダー。波長3〜10センチ程度のマイクロ波を発射し、雨滴などによる反射波を受信して測定する。
きしょうでんき【気象電気】
⇒大気電気
きしょうけんきゅうしょ【気象研究所】
気象・気候・地震火山・海洋など地球科学の研究を総合的に行う国立試験研究機関。気象庁の施設等機関。中央気象台研究課を前身として、昭和21年(1946)創設。所在地は茨城県つくば市。
きしょうへんどうかんしレポート【気候変動監視レポート】
気象庁が気候・海洋・大気環境に関する観測・監視・解析結果をとりまとめて公表している報告書。平成8年(1996)から毎年刊行。前身は「地球温暖化監視レポート」(平成3年〜平成7年)。
きしょうぎょうむほう【気象業務法】
気象・地象・水象の観測、予報および警報、発表などの気象業務に関する基本的制度を規定した法律。昭和27年(1952)制定。