出典:gooニュース
「塀のない刑務所」整備を 日本財団、法相に提言書
日本財団は23日、受刑者に刑務所の外の社会に近い環境を提供し、円滑な社会復帰を促せるよう「塀のない刑務所」の整備を求める提言書を鈴木馨祐法相に提出した。段階的に社会との接点をつくり、受刑中に施設外で働くことを想定する。 財団は職を求める受刑者と企業をつなぐ「職親プロジェクト」を展開しているが、仕事に就いても定着できない人の存在が課題となっていた。
「塀のない」刑務所を法相に提言 社会と隔たりのない環境で再犯防止
応じた鈴木法相は「再犯防止のためにきちんとした形で進めていきたい」と話した。(金子元希)
<あのころ>長谷川法相、4日目で辞任 36年前の12月30日
1988(昭和63)年12月30日、リクルート社から長年献金を受けていた長谷川峻法相が辞任した。就任からわずか4日目で、在任日数は戦後最短。就任翌日に献金の事実が発覚し、政治責任を問われた。政官財界を巻き込んだスキャンダルで竹下内閣は翌年総辞職した。記者会見を終え、法務省を去る長谷川氏(後部座席)。
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