ながれぼとけ【流れ仏】
海に漂う溺死体 (できしたい) 。漁民がこれに遭遇すると大漁の前兆として手厚く葬る風習がある。流れ人 (びと) 。
ながれもの【流れ物】
1 水の中を流れる物。 2 質流れとなった物。
ながれもの【流れ者】
土地から土地へと流れ歩く者。渡り者。
ながれや【流れ矢】
目標からそれて飛ぶ矢。それ矢。
ながれわたり【流れ渡り】
1 成り行きにまかせて暮らすこと。「唯—に此の世を渡りて」〈福沢・学問のすゝめ〉 2 川などを流れにまかせて渡ること。「水に従 (しな) ひて—に渡すべし」〈盛衰記・一五〉
ながれやま【流れ山】
火山が山体崩壊を起こし、岩石が山麓 (さんろく) に流下してできる地形。高さ数メートルから数十メートルの小丘が点在するもので、磐梯山北麓や九十九島などにみられる。