あさのそういちろう【浅野総一郎】
[1848〜1930]実業家。富山の生まれ。渋沢栄一の助力を得て官営深川セメント工場の払い下げを受け、浅野セメントを設立。海運・炭鉱・造船など事業を多角化し、浅野財閥を築いた。
あさのながこと【浅野長勲】
[1842〜1937]幕末・維新期の安芸広島藩主。薩長両藩と討幕挙兵の盟約を結び、大政奉還運動にも参加。維新後、議定・参与を経て元老院議官・イタリア公使などを歴任。
あさのながのり【浅野長矩】
[1667〜1701]江戸中期の播磨 (はりま) 国赤穂 (あこう) 藩主。内匠頭 (たくみのかみ) 。元禄14年(1701)3月14日、勅使接待役となったが、吉良義央 (きらよしなか) を江戸城中で傷つけたため即日切腹、領地は没収された。
あさのながまさ【浅野長政】
[1547〜1611]安土桃山時代の武将。はじめ織田信長に仕え、のち豊臣秀吉に重用されて甲斐 (かい) 22万石を領し、五奉行の一人となる。関ヶ原の戦いには徳川方に属した。
あさのよしなが【浅野幸長】
[1576〜1613]江戸初期の武将。長政の子。はじめ父とともに豊臣秀吉に仕えたが、関ヶ原の戦いには徳川方に属し、功により紀伊37万石を領した。