しぶかわかげすけ【渋川景佑】
[1787〜1856]江戸後期の暦学者。大坂の人。高橋至時 (たかはしよしとき) の二男。天文方渋川正陽の養子となり、役職を継いだ。兄の高橋景保とともに「ラランデ暦書」を訳解、「新巧暦書」「新修五星法」を完成した。
しぶかわげんじ【渋川玄耳】
[1872〜1926]ジャーナリスト。佐賀の生まれ。本名、柳次郎。筆名、藪野椋十 (やぶのむくじゅう) 。新聞記者として活躍。著「藪野椋十東京見物」など。
しぶかわし【渋川市】
⇒渋川
しぶかわしゅんかい【渋川春海】
[1639〜1715]江戸前期の暦学者。京都の人。安井算哲の子。はじめ安井算哲二世を名乗るが、のちに改姓。貞享元年(1684)平安時代以来の宣明暦を改定した貞享暦が採用され、初の幕府天文方に就任。しぶかわはるみ。
しぶかわはるみ【渋川春海】
⇒しぶかわしゅんかい(渋川春海)
しぶかわばんごろう【渋川伴五郎】
[1652〜1704]江戸前期の柔術家。紀伊の人。名は義方。関口氏業 (せきぐちうじなり) に学び、柔術渋川流を創始。
しぶかわふとおり【渋川太織】
群馬県渋川地方で産する平織物。縱糸に玉糸、横糸に熨斗 (のし) 糸などを使ったもの。
しぶかわりゅう【渋川流】
柔術の一派。江戸時代、渋川伴五郎によって創始されたもの。