火焙り/火炙り(ひあぶり)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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元和か、寛永か、とにかく遠い昔である。 天主のおん教を奉ずるものは、その頃でももう見つかり次第、火炙りや磔に遇わされていた。しかし迫害が烈しいだけに、「万事にかない給うおん主」も、その頃は一層この国の宗徒に、あらたかな・・・
芥川竜之介
「おぎん」
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・・・こんな批評を逞ゅうした自分は、今は服装と学力とに対する侮蔑ばかりでなく、人格に対する侮蔑さえ感じながら、チョイス・リイダアの上へ頬杖をついて、燃えさかるストオヴの前へ立ったまま、精神的にも肉体的にも、火炙りにされている先生へ、何度も生意気な・・・
芥川竜之介
「毛利先生」
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