出典:gooニュース
内密出産、出自知る権利で報告書=親の身元情報「同意なく開示せず」―慈恵病院と熊本市
報告書の検討会で座長を務めた文京学院大の森和子元教授は21日に記者会見し、「出自を知る権利について社会の理解が進むことに期待したい」と述べた。一方、慈恵病院の蓮田健院長は報告書について「子どもの知る権利の保障を目的としていたはずが、阻む壁を強固にした」と同日までにコメント。「現場レベルでマニュアルを別途作る」と話した。
「出自を知る権利」で報告書 開示請求できる年齢は18歳が適切
慈恵病院の蓮田健院長は、報告書を受けて「匿名性の担保」と「出自を知る権利の保障」を両立させることの難しさを改めて指摘しています。 慈恵病院 蓮田健院長 「子の出自を知る権利と実母の匿名性は、対立します。
出自知る権利「法制化を」 現場苦心、慈恵病院院長が語る課題
だが、内密出産で生まれた子を含め出自を知る権利について日本には法律の定めがなく、現場は対応に苦心してきた。 蓮田院長は報告書を「これからの取り組みの新たな土台になる」と評価した一方、課題も指摘。
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