じきりゅうたいは【磁気流体波】
プラズマなどの電気伝導性の流体中を伝播する波。通常の流体中を伝わる音波のほか、磁場に垂直な方向に振動し、磁場に沿って伝わるアルベーン波などがある。電磁流体波。
じきりゅうたいりきがく【磁気流体力学】
⇒電磁流体力学
じきろうえい【磁気漏洩】
コイルや強磁性体などによってつくられた磁束の一部分が磁気回路の外にはみ出る現象。はみ出た磁束を漏洩磁束という。磁気漏れ。
じきねつこうか【磁気熱効果】
磁性体を磁化するとき、温度が変化する現象。主に強磁性体をさす。
じきへんこうせい【磁気変光星】
⇒磁変星
じきれいきゃく【磁気冷却】
⇒断熱消磁
じきトルカ【磁気トルカ】
電磁石と地球磁場の間に生じるトルクを利用して、人工衛星などの姿勢制御を行う装置。構造が単純なため、小型の衛星に向く。
じきリコネクション【磁気リコネクション】
磁力線のつなぎ換え現象。太陽のフレアや地球の磁気圏の尾部などで、磁力線のつなぎ換えが起こると、磁場のエネルギーが開放され、プラズマの熱や運動エネルギーに変換されると考えられている。磁力線再結合。
じきけんかいめん【磁気圏界面】
地球の磁気圏が太陽から噴き出された太陽風とぶつかって形成する外部境界。太陽方向の境界は太陽風の圧力と地球磁場の圧力が釣り合う場所に形成され、地球半径の約10倍程度となる。マグネトポーズ。
じきせんこう【磁気選鉱】
⇒磁力選鉱