しんとうごぶしょ【神道五部書】
伊勢神道で根本教典とされる5部の書。すなわち天照坐伊勢二所皇太神宮御鎮座次第記・伊勢二所皇太神宮御鎮座伝記・豊受皇太神宮御鎮座本紀・造伊勢二所太神宮宝基本紀・倭姫命世記。
しんとうじゅうさんぱ【神道十三派】
⇒教派神道 (きょうはしんとう)
しんとうしゅうせいは【神道修成派】
教派神道の一。明治9年(1876)に新田邦光 (にったくにてる) を教祖として一派独立。儒教と神道の折衷的教義を形成。教庁は東京都杉並区。修成派。
しんとうしれい【神道指令】
昭和20年(1945)GHQが日本政府に対して発した覚書。国家神道の廃止、政治と宗教の徹底的分離、神社神道の民間宗教としての存続などを指示した。
しんとうたいきょう【神道大教】
教派神道の一。一派として独立できない神道系諸教派の統轄的機能を果たすものとして形成された教派。初め神道(本局)と称したが、昭和15年(1940)に現名に改称。八百万神 (やおよろずのかみ) の恩恵によって国民すべてがその徳化に浴することを目的とする。初代管長は稲葉正邦。本部は東京都港区。
しんとうたいせいきょう【神道大成教】
教派神道の一。幕末に外国奉行などを務めた平山省斎 (ひらやませいさい) が組織。明治15年(1882)に一派独立。随神 (かんながら) の道を目的とし、静座などの修行を重んじるとともに、西洋の諸科学や実用主義を取り入れている。本部は東京都渋谷区。大成教。
しんとうのひ【神道の碑】
死者の生前の功績をたたえるために、墓場への道にたてる碑。
しんとうゆいいちきょう【神道唯一教】
⇒吉田神道
しんとうりゅう【神道流】
室町時代におこった兵法の一流派。下総 (しもうさ) 国香取の飯篠長威斎の創始という。分派が多い。天真正伝神道流。