たいしんか【耐震化】
[名](スル)強い地震でも建造物が倒壊、損壊しないように補強すること。そのような構造に造りかえること。「学校の—工事」
たいしんきょうど【耐震強度】
建物の地震に対する強さのこと。昭和56年(1981)に建築基準法施行令が改正され、現行の新耐震基準が定められた。同基準では、震度5強程度の地震ではほとんど損傷を生じず、震度6強から7程度の大地震でも人命に危害を及ぼすような倒壊等の被害を生じない強度を目標とすることが求められる。 [補説]平成17年(2005)、建築士が構造計算書を偽造し、震度5強程度の地震で倒壊するおそれのあるマンションが建設・販売された、耐震強度偽装問題(構造計算書偽造問題)が発覚。住居・商業施設・公共施設などの耐震性能に対する関心が高まった。
たいしんけんちく【耐震建築】
地震の際の震動に耐えうるように構築された建物。
出典:gooニュース
「ゴジラ」ロケ地 旧岡谷市役所庁舎の耐震工事完了 往時の雰囲気そのままに
長野県岡谷市が進めていた旧市役所庁舎(国登録有形文化財)の耐震改修工事が完了し、20日、報道向けに公開された。旧事務室内の2カ所、旧宿直室と旧用務員室にそれぞれ1カ所、既存の梁や柱の間を埋めたり、壁ごと取り換えたりするなどして耐震壁を設置。耐震壁はしっくい調の塗装にするなど往時の雰囲気を残した。今後、市民参加で保存と活用を図っていくことにしている。
25年度防災交付金8470億円 住宅耐震・密集対策は倍増、政府
これとは別に、住宅耐震化や密集市街地対策は2.4倍の185億円を充てる。 災害関連では、国土交通省が進める「流域治水」に6360億円。堤防整備や事前の住宅移転などを組み合わせて流域の被害を軽減する。道路整備や空港の護岸かさ上げなど、災害時の人や物の輸送ルート確保に4103億円を投じる。
木造住宅の耐震診断申請が過去最多に 福井県補助の本年度件数、能登半島地震で防災意識高まり
福井市は能登半島地震後に耐震診断の問い合わせが急増したことを受け、耐震化を一気に進めようと無料化した。耐震診断士の対応力に限りがあるため毎月20~50件の抽選制とし、本年度は12月当選分までで計218件(辞退者含む)を受け付けた。前年度の28件から急増した。
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