《Sourb Tadeos Vank》イラン北西部、西アーザルバーイジャーン州にあるアルメニア教会の修道院。通称「ガラケリーサー(黒の教会)」。マークーの西約20キロメートルに位置する。アゼルバイジャンで殉教した十二使徒の一人、聖タダイ(タデウス)を祭る。紀元1世紀の創設。13世紀に地震で倒壊したが再建。その後、カージャール朝時代に修復されて、現在の姿になった。2008年、同国北西部にある聖ステファノス修道院、ゾルゾル教会とともに、「イランのアルメニア人修道院建造物群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。聖タデウス教会。