腐れ縁(くされえん)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・お前のような人間に……つまりは、腐れ縁といった方が早い。「社会奉仕」というからには、あくまで善は急ぐべしと、早速おかね婆さんを連れて、三人で南河内の狭山へ出掛けた。 寺院に掛け合って、断られたので、商人宿の一番広い部屋を二つ借り受け・・・
織田作之助
「勧善懲悪」
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・・・ちてついにふたりが水と魚との交を隔て脈ある間はどちらからも血を吐かせて雪江が見て下されと紐鎖へ打たせた山村の定紋負けてはいぬとお霜が櫛へ蒔絵した日をもう千秋楽と俊雄は幕を切り元木の冬吉へ再び焼けついた腐れ縁燃え盛る噂に雪江お霜は顔見合わせ鼠・・・
斎藤緑雨
「かくれんぼ」
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