しぜんりょく【自然力】
1 自然界に起こる種々の作用。 2 経済学でいう、人間の労力を補う自然の力。風力・水力など。
しぜんれいばいヒートポンプきゅうとうき【自然冷媒ヒートポンプ給湯機】
⇒エコキュート
しぜんれき【自然暦】
太陽や月の運行、1年を通しての動植物の移り変わりなどを目安としてつくる一種の暦。「カッコウが鳴くから豆をまけ」の類。
しぜんちょう【自然長】
ばねに何も荷重をかけていないときの長さ。この自然状態から荷重をかけたときの荷重の大きさと伸縮の比をばね定数という。
しぜんほうがく【自然法学】
自然法に根拠を置いて社会秩序や実定法を整序しようとする学問。グロティウス・ホッブズ・ロックなどに代表される。自然法論。
しぜんほうしゃのう【自然放射能】
⇒天然放射能
しぜんかんきょうほぜんちいき【自然環境保全地域】
植生・地形・地質など優れた自然環境を維持している、原生自然環境保全地域以外の区域で、自然環境の保全が必要と認められる地域。自然環境保全法に基づいて環境大臣が指定する。→都道府県自然環境保全地域 →沖合海底自然環境保全地域 [補説]大平山 (おおひらやま) (北海道)、白神山地(青森・秋田)、和賀岳 (わがだけ) (岩手)、早池峰 (はやちね) (岩手)、大佐飛山 (おおさびやま) (栃木)、利根川源流部(群馬)、笹ヶ峰(愛媛・高知)、白髪岳(熊本)、稲尾岳(鹿児島)、崎山湾・網取湾(沖縄)の10地域が指定されている。
しぜんざんりゅうじか【自然残留磁化】
自然界に見られる残留磁化。溶岩が冷えて固まる過程で、地磁気の向きに合わせて岩石が磁化されて残る熱残留磁化、海底や湖底で磁性鉱物が堆積する過程で、地磁気に影響されて統計的に特定方向に配列する堆積残留磁化、落雷などによって温度変化無しで獲得する等温残留磁化などが知られる。自然残留磁気。
しぜんざんりゅうじき【自然残留磁気】
⇒自然残留磁化
しぜんほうしゃせん【自然放射線】
自然界に存在する放射線。宇宙線や、地中から大気中に放出されるラドン・トロン、食物に含まれるカリウム40などの放射性物質から放出される。→人工放射線