舎利が甲になる
《舎利は火葬してくだけた骨、甲はよろいの意》とてもありえないことのたとえ。甲が舎利になる。
しゃりえ【舎利会】
仏舎利を供養する法要。舎利講。舎利講会。
しゃりこう【舎利講】
⇒舎利会 (しゃりえ)
しゃりこうえ【舎利講会】
⇒舎利会
しゃりでん【舎利殿】
仏舎利を安置した建物。一般に方形で、中央に舎利塔を置く。
しゃりとう【舎利塔】
仏舎利を納める塔。仏塔を意味するが、中国・日本などでは室内に安置する仏塔形の小型の工芸品をさすことも多い。後世、水晶珠など小粒の硬い石を納め、仏舎利と同様に尊崇した。
しゃりぶくろ【舎利袋】
携行できる大きさの、仏舎利を入れる袋。
しゃりほう【舎利法】
密教で、仏舎利を本尊として行う修法。
しゃりばて【舎利ばて】
《「舎利」は米の意》登山、サイクリングなど長時間の運動の途中で急に筋力が抜け、動けなくなる現象。肝臓、筋肉に貯えられたグリコーゲンが消費し尽くされて起こるという。ぶどう糖など甘いものをとると直る。 [補説]登山者の用語。サイクリング、マラソンなどでは「ハンガーノック(hunger knock)」という。
しゃりだま【舎利玉】
握り鮨 (ずし) にするための、小さく固めた酢飯。→舎利3