芝居を打つ
人をだまそうとして作り事をしたり言ったりする。「味方につけるために—・つ」
しばいうた【芝居唄】
1 歌舞伎の下座音楽として歌われる長唄・端唄 (はうた) ・小唄など。下座唄。 2 元禄〜正徳(1688〜1716)ごろ、上方で歌舞伎の音楽として作られた地歌。
しばいえ【芝居絵】
歌舞伎を題材にした絵画の総称。劇場・舞台面・役者などを描いた浮世絵に多い。
しばいがかり【芝居掛(か)り】
[名・形動]芝居がかっていること。いかにも作り事めいていて、わざとらしいこと。また、そのさま。「—な式次第」
しばいぎ【芝居気】
1 何か事をたくらんで、人が驚くのをおもしろがる気質。しばいげ。しばいっけ。「—の多い人」 2 人前をつくろう気持ち。 3 芝居を演じる心構え。芝居ごころ。 4 芝居を好む気持ち。芝居ごころ。
しばいげ【芝居気】
「芝居気 (しばいぎ) 1」に同じ。
しばいこ【芝居子】
芝居の俳優。特に、歌舞伎の少年俳優。舞台子。「里の小娘をそそのかし、—に気をとられ」〈浮・一代男・五〉
しばいごころ【芝居心】
1 「芝居気 (しばいぎ) 3」に同じ。 2 「芝居気 (しばいぎ) 4」に同じ。「—のある人」
しばいごや【芝居小屋】
歌舞伎などを興行する建物。劇場。
しばいぢゃや【芝居茶屋】
劇場に付属して、観客の案内・食事・休憩などの世話をした茶屋。