花明り(はなあかり)
の例文・使い方・用例・文例(1)
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・・・さし俯向いた頸のほんのり白い後姿で、捌く褄も揺ぐと見えない、もの静かな品の好さで、夜はただ黒し、花明り、土の筏に流るるように、満開の桜の咲蔽うその長坂を下りる姿が目に映った。 ――指を包め、袖を引け、お米坊。頸の白さ、肩のしなやかさ、余・・・
泉鏡花
「縷紅新草」
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