ざおうおんせん【蔵王温泉】
山形市南東部、蔵王山の中腹にある温泉。泉質は含鉄泉・含アルミニウム泉・硫黄泉・酸性泉など。
ざおうこくていこうえん【蔵王国定公園】
宮城・山形両県境にまたがる蔵王山を中心とする国定公園。立石寺 (りっしゃくじ) や名取川の二口 (ふたくち) 峡谷などが含まれる。スキー場・温泉が多い。
ざおうごんげん【蔵王権現】
修験道における最高の礼拝対象で、金峰山寺 (きんぷせんじ) 蔵王堂の本尊。役 (えん) の行者が金峰山で衆生救済のために祈請して感得したと伝える。像は右足を高く踏み上げ、右手に三鈷杵 (さんこしょ) を振りかざし、左手は腰に当て、逆髪忿怒 (ふんぬ) 相を示す。銅像や鏡像・懸仏 (かけぼとけ) など数多く作られた。金剛蔵王菩薩 (ぼさつ) 。
ざおうさん【蔵王山】
山形・宮城県境にある火山群。最高峰は熊野岳で、標高1841メートル。冬季は樹氷が美しく、スキー場や温泉が多い。古くは不忘山 (わすれずのやま) ・刈田嶺と呼ばれ、7世紀に金峰山 (きんぷせん) から蔵王権現を勧請 (かんじょう) したという。
ざおうどう【蔵王堂】
金峰山寺 (きんぷせんじ) の別称。 金峰山寺の本堂。金剛蔵王権現を安置する。