衰残(すいざん)
の例文・使い方・用例・文例(1)
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・・・電車はまだ布設されていなかったが既にその頃から、東京市街の美観は散々に破壊されていた中で、河を越した彼の場末の一劃ばかりがわずかに淋しく悲しい裏町の眺望の中に、衰残と零落とのいい尽し得ぬ純粋一致調和の美を味わしてくれたのである。 その頃・・・
永井荷風
「深川の唄」
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