くるまちん【車賃】
車を利用した折に支払う料金。車代。
くるまづか【車塚】
前方後円墳の俗称。貴人が乗った車に見立てたものという。
くるまど【車戸】
あけたてを滑らかにするため、下部に小さな車をつけた戸。
くるまとう【車糖】
精製糖の中で、ざらめ糖やグラニュー糖より結晶の小さい砂糖。上白糖・中白糖・三盆 (さんぼん) のこと。
くるまとだな【車戸棚】
容易に動かせるように下部に小さな車輪をつけた戸棚。
くるまどめ【車止(め)】
1 車の通行を禁止すること。また、そのための標識や設備。 2 駐車場で、車両の行き過ぎを防ぐために設けられたブロック。 3 鉄道で、線路の行き止まりに設ける装置。
くるまながもち【車長持】
移動しやすいように底に車をつけた長持。
くるまにんぎょう【車人形】
特殊な操法 (そうほう) の人形芝居で、三人遣いの人形を車仕掛けの箱に腰掛けて一人で操るもの。幕末ごろに西川古柳が創始。地は主に説経節。東京都八王子市に現存。
くるまばこ【車箱】
牛車 (ぎっしゃ) の人が乗る箱形の囲いの部分。屋形。車の屋形。
くるまばそう【車葉草】
アカネ科の多年草。山地の木陰に生え、高さ10〜30センチ。葉は長楕円形で、10枚ほど輪生する。夏、白い小花が多数咲く。乾燥させたものはクマリンの香りがあり、香料にする。