ゆうびんばんごう【郵便番号】
全国の集配郵便局の受け持ち地域ごとに付した七けたの番号。
ゆうびんぶつ【郵便物】
郵便で送達される信書や物品。内国郵便物と国際郵便物があり、それぞれ通常郵便物と小包郵便物(荷物)に大別される。また、普通郵便に対して速達・書留などの特殊取扱を付加した特殊取扱郵便物がある。日本の内国郵便物は第一種郵便物(手紙)・第二種郵便物(はがき)・第三種郵便物(定期刊行物)・第四種郵便物(通信教育・学術刊行物等)の4種類に分類されている。 [補説]平成19年(2007)の郵政民営化に伴う法改正により、日本国内では従来の小包郵便物(ゆうパック・ゆうメールなど)が郵便法の適用外となり、貨物として取り扱われている。
ゆうびんふりかえ【郵便振替】
郵便局に設けた振替口座を通じて送金や債権債務の決済を行う方法。1883年にオーストリアで始まり、各国に広がった。日本では明治39年(1906)から取り扱いが始まり、平成19年(2007)に郵政事業が民営化されるまで行われた。振替貯金。 [補説]郵政民営化以降はゆうちょ銀行に引き継がれた。
ゆうびんふりかえこうざ【郵便振替口座】
郵便振替で、口座所管庁(貯金事務センター)に開設した加入者の口座。郵政民営化以降はゆうちょ銀行に引き継がれ、「振替口座」と称する。
ゆうびんほう【郵便法】
郵便事業を日本郵便株式会社の独占事業とし、郵便物の種類・料金・取り扱い、郵便料金の納付および還付、損害賠償などについて定めている法律。昭和23年(1948)施行。 [補説]平成14年(2002)の改正で事業主体が総務省から日本郵政公社に、平成19年(2007)の改正で郵便事業株式会社に改められた。さらに平成24年(2012)、郵便事業株式会社は郵便局株式会社に吸収合併され、日本郵便株式会社となった。
ゆうびんほうちしんぶん【郵便報知新聞】
明治5年(1872)前島密 (まえじまひそか) らが創刊した日刊新聞。矢野竜渓・尾崎行雄・犬養毅らを執筆陣に民権派政論新聞として発展。同27年報知新聞と改題。
ゆうびんりょうきん【郵便料金】
郵便物の差出人が納付する料金。原則として郵便切手で前納する。
ゆうびんわりびきせいど【郵便割引制度】
日本郵便株式会社が扱う各種の郵便物に設定された割引料金の制度の通称。同一の差出人が一度に多量の郵便物を差し出す場合、料金別納・料金後納等の支払い方法を利用する場合、受取人の住所等を表すバーコードを印字した場合などに適用される。特別料金。
ゆうびんきごう【郵便記号】
日本で、郵便を表す記号「〒」。明治20年(1887)制定。郵便マーク。
ゆうびんマーク【郵便マーク】
⇒郵便記号