じゅうりょくば【重力場】
重力の作用する空間。
じゅうりょくレンズ【重力レンズ】
《gravitational lens》巨大な重力をもつ天体が光の経路を曲げ、レンズのようなはたらきをする現象。アインシュタインの一般相対性理論から導かれる現象で、宇宙の極めて遠方にあるクエーサーからの光が、途中の銀河・銀河団など大きな重力をもつ天体のそばを通ると、クエーサーの像が拡大されたり、二つ、三つ、多いもので六つに分離して見えたりする。円環状もしくは弧状に見える像はアインシュタインリングと呼ばれる。また、遠方の天体の見かけの明るさが増すマイクロレンズ効果も同様の仕組みで起こる。
じゅうりょくレンズこうか【重力レンズ効果】
⇒重力レンズ
じゅうりょくし【重力子】
⇒グラビトン
じゅうりょくキログラム【重力キログラム】
⇒キログラム重
じゅうりょくグラム【重力グラム】
⇒グラム重
じゅうりょくていすう【重力定数】
⇒万有引力定数
じゅうりょくマイクロレンズこうか【重力マイクロレンズ効果】
⇒マイクロレンズ効果
じゅうりょくアシスト【重力アシスト】
⇒スイングバイ
じゅうりょくターン【重力ターン】
1 人工衛星を円軌道に乗せる打ち上げ方式の一つ。ロケットの打ち上げ後、しばらくしてエンジンを停止すると、地球の重力によって少しずつ軌道が下がり始める。運動方向が地球表面と平行になった時にエンジンを再点火することで、円軌道に乗せる。日本初の人工衛星おおすみは、政治的事情でロケットに誘導制御装置を装備できなかったため、同方式によって打ち上げられた。 2 ⇒スイングバイ