てっぽうきず【鉄砲傷】
鉄砲でうたれた傷。銃傷。銃創。
てっぽうぐすり【鉄砲薬】
銃砲に用いる火薬。
てっぽうぐみ【鉄砲組】
武家時代に、鉄砲を持って護衛や戦闘に従事した部隊。
てっぽうざま【鉄砲狭間】
鉄砲をうつために城壁などに設けた小窓。銃眼。
てっぽうしゅう【鉄砲衆】
安土桃山時代、鉄砲のことをつかさどった武士。
てっぽうじる【鉄砲汁】
フグの肉を実とした汁。ふぐ汁。→鉄砲5
てっぽうぜき【鉄砲堰】
鉄砲流しのために設ける堰。
てっぽうそで【鉄砲袖】
細長い袖のつけ根に三角形の襠 (まち) を入れた筒袖。また、その袖のついた衣服。
てっぽうだま【鉄砲玉】
1 鉄砲の弾丸。銃弾。 2 黒砂糖などを煮詰めて作った飴玉 (あめだま) 。 3 行ったきり帰ってこないこと。また、返事のないこと。「—の使い」 4 泳ぎができないこと。また、その人。かなづち。「水にかけては—だよ」〈滑・八笑人・三〉 5 (俗に)抗争相手の大物を殺すよう差し向けられた者。ヒットマン。
てっぽうながし【鉄砲流し】
堰 (せき) を築いて川水を貯 (た) め、そこに山出しの木材を集めておき、一気に堰を開いて木材を流し出して運搬する方法。堰出し。