かんとうがくいんだいがく【関東学院大学】
横浜市金沢区に本部のある私立大学。前身は明治17年(1884)設立のバプテスト神学校(のち日本バプテスト神学校)と、明治28年(1895)設立の東京中学院(のち東京学院)とが合併した関東学院。昭和24年(1949)新制大学として発足。
かんとうかんれい【関東管領】
室町幕府の職名。鎌倉公方の補佐役で、上杉憲顕 (うえすぎのりあき) が任ぜられて以後、その子孫が世襲した。かんとうかんりょう。
かんとうくぼう【関東公方】
⇒鎌倉公方 (かまくらくぼう)
かんとうぐん【関東軍】
満州に駐屯していた日本陸軍部隊。日露戦争後、関東州と南満州鉄道の権益を保護するために設置された関東都督府を前身とし、大正8年(1919)独立。第二次大戦の末期に、ソ連軍の侵攻により壊滅。
かんとうぐんだい【関東郡代】
江戸幕府の職名。関東の幕府直轄領を支配した。
かんとうごぶんこく【関東御分国】
鎌倉時代、将軍家の知行国。また、幕府の行政権が及んだ諸国。時期により異同があり、十余国から数か国。
かんとうごりょう【関東御領】
鎌倉時代、将軍家の直轄領。また、将軍より御家人に与えた恩給地。
かんとうさんち【関東山地】
関東・中部両地方にかけて横たわる山地。北は碓氷 (うすい) 峠付近から、秩父 (ちちぶ) 山地・丹沢山地に至る。
かんとうじっさつ【関東十刹】
鎌倉五山に次ぐ臨済宗の10の寺。→十刹 (じっせつ)
かんとうしゅう【関東州】
中国、遼東 (りょうとう) 半島の西南端にあった日本の租借地。日露戦争後、明治38年(1905)のポーツマス条約でロシアから利権を譲り受けたが、昭和20年(1945)太平洋戦争に敗北すると、ソ連軍が再び占領。中国には1950年に返還された。