なにわのながらのとよさきのみや【難波長柄豊碕宮】
孝徳天皇の皇居。今の大阪市中央区の大阪城の南に宮址がある。
なにわのみや【難波宮】
奈良時代に聖武天皇が一時造営した皇居。難波長柄豊碕宮 (ながらのとよさきのみや) と同じ場所。
なにわばし【難波橋】
大阪市中央区北浜と北区西天満を結び、堂島川と土佐堀川にまたがって架かる橋。江戸時代には東に並ぶ天神橋・天満橋とともに浪華三大橋とよばれた。
なにわぶし【浪花節/難波節】
語り物の一種。江戸末期、説経節・祭文などの影響を受けて大坂で成立。初めはちょんがれ節・うかれ節などともよばれた。三味線の伴奏で独演し、題材は軍談・講釈・物語など、義理人情をテーマとしたものが多い。浪曲。
なにわぶしてき【浪花節的】
[形動]言動や考え方が義理人情を重んじ、通俗的で情緒的であるさま。「—な解決」
なにわやき【難波焼】
大坂高津近辺から産した陶器。延宝年間(1673〜1681)ごろの開窯で、日用雑器・茶器などを焼いた。高津焼。なんばやき。