出典:gooニュース
記録的な高温に「暑熱順化」できてない体にマスク、インフルエンザ流行…この夏の女医の懸念
こうした体の変化を「暑熱順化」と呼んでいます。 しかしながら、今年は、梅雨入り前も梅雨入り後も、肌寒く感じる日が比較的多かったように思います。雨が降り続かない今年の梅雨は、頭痛持ちの私としては大変過ごしやすかったのですが、梅雨明けと急激な気温の上昇では「暑熱順化」できているとは言えず、身体への負担は大きいと言わざるを得ないでしょう。
連日猛暑 熱中症リスク高まる 「暑熱順化」には数日かかります
◇「暑熱順化」までは慎重に行動を 体が暑さに適応することを「暑熱順化」という。環境省の資料によると、本来なら徐々に気温が上がるなかで発汗量が増えて、熱中症になりづらくなる。こうした状態になるまで一般的に数日かかるとされ、暑熱順化が不十分な時期はより慎重な行動が求められる。 新型コロナウイルスの感染防止との両立も課題だ。
生姜で食事から体を整える「暑熱順化」とは!?
そこで予防策として注目されているのが、暑さに慣れた体を手に入れるための「暑熱順化」という考え方です。 暑熱順化は運動などで汗をかいて熱を体外に放散することで体温機能を正常化し、慣らしていく方法。そして運動より手軽に暑熱順化を行えるのが「生姜」を食べることです。今回は栄養管理士の川端理香さんに生姜を活用した暑熱順化について解説していただきました。
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